カシオEX-FC100というカメラを買った。
前からスロー動画が撮れるってことで、カシオのF1とかFH10とかが気にはなっていたのだが、いかんせん高い。F1は10万円近くするのだ。
今年の2月くらいにネットニュースでこの新製品を知って、(たぶん上野機種より安いから)ほしいなあと思っていた。
問題が一つあって、Mac、特にiMovieとの互換性。ちょっと調べてみると、どうやら録った動画がそのままではiMovieで編集できない様子。ということで忘れる事にしたのだ。
しばらく忘れていたのだが、たまたまアマゾンで確認してみたら3万7千円。おもちゃとしてはいい感じの値段、もう一度調べてみると、どうやらiMovie09なら問題なく編集できる様子なので、衝動的にポチってみた。
ハイスピードCMOS 910万画素
光学5倍ズーム 超高速30枚連写
・スローモーションビュー
・いち押しショット
・パスト連写
・HS夜景&HS手ブレ補正
最大1,000fpsのハイスピードムービー ←ここが重要
CMOSシフト方式手ブレ補正
2.7型高性能クリア液晶
顔認識
21ベストショット
HDムービー ←ここが重要
YouTube™撮影モード
ワイヤレスLAN 「Eye-Fi」対応
メーカーサイトはこちら
さっそく、うちの猫さま方を録って、iMovieで編集する事にした。
FC100の使い勝手は、きわめて良好。
連写とスロー動画を特徴としているカメラだけあって、単写/連写の切り替えボタンおよびHD動画とスロー動画の切り替えスイッチが独立している。さらに、シャッターボタンと録画ボタンも独立している。これが、実に使いやすい。
唯一の欠点は、小さすぎて少々持ちにくい事だけである。
ひとしきり動画とか写真を撮ってからSDメモリーをリーダーに刺すと、iPhotoが立ち上がる。動画と写真がごっちゃに記録されているので、写真だけiPhotoに読み込む。
iMovieは手動で立ち上げて、ファイルメニューから読み込みを行う。
あっけなく、ライブラリに読み込まれる。
スロー動画も、HD動画も種類を全く意識せずに編集が可能である。
HD動画があるので、ワイド画面を指定して新規プロジェクトを作成したのだが、4:3のスロー動画は自動的にトリミングされてワイド画面にしてくれる。トリミングの具合が悪い場合には、自分で指定する事もできる。
編集作業で一番大変なのが、素材からの切り出し作業。以前、テープ式のビデオカメラだった時には、再生、巻き戻しなどを繰り返しながら、数時間かけてやっていたのだが、メモリ録画式なのでまずは、全部取り込む。iMovieはサムネイルのつながり帯のような形で素材を表示するので、それをマウスポインタでなぞって採用する場面を選び出す。クリック&ドラッグで適当な長さの部分を指定して、プロジェクトの窓にドラッグ&ドロップする。
実に効率的である。
iMovie09は、詳細な編集が可能となった。いままではかなり不満があって、古いiMovie07を愛用していた。古いプロジェクトが問題なく移行できるかどうかの確認はまたやっていないが、どうやら乗り換える事になりそう。
ってことで、
作成した作品はこちら。iMovieから直接You Tubeにアップロードしてみた。ちゃんと、ワイド画面で登録された。画質もまあまあである。