iPadを買っていじりまわしながら情報収集をしていると、「自炊」なるキーワードが引っかかってくる。所蔵している本をばらしてスキャナーで読み込んでiPadで読む、「自分で吸い込む」→自炊ってことらしい。
で、
僕の部屋にはマンガが溢れている。
ってことで、自炊をはじめてみた。
本のスキャンで、一番神経を使うのは、バラバラにしたページの順番を、本当にバラバラにしてしまわないようにすること。
茶道のように、手順を決めて間違いが起こらないようにする必要がある。
備忘録がてら、手順を書き上げてみた。
1.裁断機とスキャナーを導入
・プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106 ¥ 32,281
・FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M ¥ 41,025
この際、大人買い。アマゾンでたまたま即日配送になってたので・・・
2.その他の道具
・カッターマット:OLFA カッターマット A4 134B ¥ 753
・カッター:PLUS カッターナイフL CU-005 35-334 ¥ 630
・ディスクカッター:カール ディスクカッター DC-200 ¥ 2,018
3.心構え
・品質・容量をあまり気にしない
・余計な手間はかけない。後処理などもってのほか。
・金に糸目は付けない
*上記の心構えに基づくスキャン設定
・画質:スーパーファイン
・オプション
文字をくっきり:×
白紙ページ自動除去:◯
文字列の傾き:×
現行の傾き:×
4.裁断
・裁断機の調整
少年誌系11mm、青年誌系12.5mm
・裁断厚の確認
裁断機に入れてみる
入らなかったら、分割する
・分割
2分して広げる
カッターで切る。切れ目を入れるという程度。
両手で引き裂く
・裁断(本体)
ざくっと。
2分割している場合は、後半部分を先に、背表紙を下にして。
裁断し終わった後半部分は、向きをそのままに保っておく。
前半部分の裁断は、表紙を上にして。
裁断し終わった前半部分を、先程の後半部分の上に置く。
切り損ねがないかどうかの確認
のりが残ってくっついている部分は手で裂く。
確認及び裂きの作業は、束のまま行う。
・裁断(カラー表紙)
ディスクカッターでサクサクと。
あまり神経を使わずに大胆に切る。
本体とは別にしておく。
5.スキャン
・スキャン設定の変更
グレースケールに変更する。
・スキャン(本体)
前項で裁断し終わった本のパイルをスキャナの前に置く。
表紙が上、上端がスキャナに向きあうように。
パイルから適量を手に取る。
(一発で裁断できたものは半分、2分割したものは3分の1程度)
表紙の下端が大きく弧を描くように、
縦方向にひっくり返しながらスキャナにセット。
セット後は、表紙が下、原稿は逆向きになっている。
スキャナに入りきらなかったら、一旦全部戻してやり直す。(これ重要)
スキャンボタンを押す。
残り原稿も同様に。追加読み込みの場合もスキャンボタンでOK
・本体からカラー原稿を抜き取り、控えていた表紙類とまとめる。
・スキャン設定の変更
カラーに変更する
・スキャン(表紙などのカラーページ)
セットしてスキャンボタン
斜めになってもあまり気にしないこと。
・スキャン終了処理
スキャンマネージャーの「読み込み終了」ボタンを押す。
・ファイル書き込み
6.ファイル作成
・Acrobatで開く
右クリックメニューでアプリケーションを選択
・ページ順を入れ替える。(サムネイル表示させて該当ページを
ドラッグ)
カラー表紙及び巻頭カラーページを先頭に
カラー原稿を元の位置に
(グレーで読み取った位置を参照して変更。変更後はグレーの方を削除)
・保存=完成
7.オプション(ファイルサイズを小さくするために)
・保存用フォルダを作成
・Acrobatで開いてから、ファイル→書き出し→画像→JPEG
・保存用のフォルダを指定。1ページ1ファイルの画像が作られる。
・保存用フォルダ自身を右クリックして、***を圧縮