2004/8/13
やっと見に行けました。こんなことのために夏期休暇を取ってしまいました。だって、レイトショーでやってないんですよ。しかも、字幕版は1日に2回だけ。ようするに、お子ちゃま映画扱いなんです。
大好きな映画の続編が出来ると、当然のごとく期待する気持ちが膨らみます。反面、前作の雰囲気をぶち壊しやがったら承知しないぞ、という不安もあります。で、期待通りか、期待以上か、期待はずれかが、オープニングでほぼ分かるんです。不思議ですが、直感で分かります。
映画の内容は説明するまでもないでしょう。40年前にやっていたTVシリーズの実写映画化版です。大ファンなんです。TVシリーズのDVDボックスもそろえました。食玩が出ていると、買い込んでしまいます。2年前くらいから製作の噂を聞いて、とても期待していた映画です。
このオプニングはオールドファンにはたまりません。期待以上の映画であることを予感しました。で、感極まって泣いてしまいました。オープニングで泣いた映画は、2010とエイリアン2だけです。「制作者は解っています。大昔のTVシリーズの雰囲気はちゃんと残しました。オールドファンの期待は裏切りません。」そんな、メッセージがオープニングに込められています。
トレーシー親子、ペネロープ、パーカー、ティンティン(吹き替え=ミンミン)、悪役のフッドまで勢揃いさせたストーリ、しかも国際救助隊のメカは1号から5号に加えてジェットモグラまで登場します。末っ子のアランが救助隊にまだ加わってなく、父親が救助に出動していることから、TVシリーズよりも前段階の設定です。ストーリーは、アランの冒険物語と、フッドとの対決にウェイトがかかっているので、救助シーンが少なめです。ちょっと残念。それに、もう少しメカをプッシュしてほしかったかな。メカに乗り込むからくりが全くなかったり、発進のシーンがちょっと淡白だったりして、男の子を魅了するための必須事項が弱い気がします。そのかわり、人間関係はしっかりしてます。ペネロープとパーカーのやり取りは、TVシリーズのまま。ペネロープのおとぼけギャグと、パーカーの強烈な訛り(レディー→ライダィ)が印象的です。
年齢を無視して黒柳徹子がペネロープの吹き替えをしている、なんてことがあれば吹き替え版も見に行くのに。ジャリタレ(V6)なんか使いやがって、、、
帰りにサウンドトラックを買いました。うしろに並んでた子供連れのお母さんが「あら、ネクタイなんかあるわよ」なんて言うから買いにくくなっちゃったじゃないか、ネクタイ。でも買ったけど。
(IMDB)