37年前の映画をこんなに楽しめるとは。コレクターズエディションということで、ワイド画面になったそうだ。今までのDVDは3:4だったという。なんという冒涜。
グランプリで何度も優勝したレースカーが事故で壊れてしまってガラクタ扱いされてるところを、プチマッドサイエンティストのクラクタカス・ポッツさんに引き取られ、見事に修理されたと思ったら、海に浮かんだり空を飛んだりという魔法の車に変身しちゃって、いざ冒険の旅へ、っておはなし。
セットといい、エキストラといい、ものすごくお金がかかってると思われます。映像のスケールで比べると、Back to the Futureがすごくチンケに思えてきます。しかも、145分という時間を悠々と使って、じつにゆったりとした物語になっています。
さて、問題の朝食自動作成マシンですが、ちゃんと出てきましたよ。ソーセージと目玉焼きを作って、台車に乗ってレールを滑り降りてくるやつ。でも、朝食じゃなくて夕食のシーンでした。
音楽もいい。
Hushabye Mountain
Lovely Lonely Man
Doll On a Music Box and Truly Scrumptious
こういう楽しいミュージカル映画って、クラシカルなやつを漁るしかないのでしょうか。新作に期待しては行けないのでしょうか。子供向け映画→CGアニメって流れを食い止めてくれる新作は出ないものでしょうか?
ヒロイン役のサリー・アン・ハウズさん、誰かににてると思ってたら、酒井和歌子さんでした。
Chitty Chitty Bang Bang (1968)
(IMDb)